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早朝4時半に起き軽い朝食を取っているとこんな早朝に携帯電話のバイブレターの音がテーブルを賑わせた。 何かと思いきや会社の先輩からの電話。 今日私が十勝川に行くと後輩から聞いたらしく是非行きたいという。 同じ趣味を持つ者として断る事など考える事無く承諾しスコットのリベンジは今回止めてゲストに十勝川にアベレージサイズを釣ってもらおうと思い下流域で待ち合わせた。 身支度を終え綺麗な十勝川を照らす朝日を見ながら缶コーヒーと煙草を吸い眺めていて程なく今回の仲間達が到着し簡単な挨拶とポイントの説明をしそれぞれ釣りを開始をした。 利別川の上流にあるダムからの放水がまだ無いのか水質はクリアー。 そんな時はセオリー通りにチャートでウェイトをたっぷり入れたお気に入りのイントリューダーを結びボディーはホバーにティップはタイプ6でキャスト。イントリューダーを使うのは今流行りというのもあるが創始者が雑誌で紹介されている様にテイクがたまらなく面白いからただそれだけ。 突然襲う衝撃的なテイクは本流釣り師にはドラッグだと表現しても良いと思う。 最初のヒットまでそれ程時間は要しなかった直ぐに反応がありアメマス独特の首振りのテイクが有りアベレージの50から60サイズのアメマスが飽きない程度に釣れた。 今回のゲストはルアーマン3人だが彼らも程なく釣れ今回このポイントを紹介して良かったと安心した。 急に反応が悪く成ってきたと思うと放水が始まったのかいつの間にか水の色がサンドベージュの様な濁りになりまたラインが水温の低さからかしなやかさがなくなりキャストもままならなくなって思った様な飛距離が出せなくなりついついキャストにも力が入り裏目に出始めストレスがかかる釣りになって来た。 フライをブラックに交換し何度かテイクがあったが結局は昼までで10本で終了。 まだまだ練習が必要だなと痛感した日々であった。 雪代もだんだんきつくなりアメマス達は下流に下りそして釣り人もポイントに集中するだろう。 でも僕は沢山釣れる事も大事な事だが人が少ないポイントでのんびり時間を費やす釣りが好きな人間だ。 だから釣れない日が多い。 でもごくまれに良い釣りが出来る事もある。
by nobu0038
| 2012-03-22 19:47
| tokachi river
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